【伊豆の国市の課題】歳入面においては、根幹をなす市税が、収入率は上昇したものの、固定資産税が評価額の低下に伴い大きな減収となった。国県支出金の減や、財産収入、繰越金の減収による財源不足を財政調整基金からの繰り入れで補っており、今後このような状況が続けば財政調整基金の枯渇に伴い、行政運営に必要な財源確保が困難になると考えられる。歳出面においては、扶助費や補助金等の相変わらずの増額により経常的経費が増加し、財政調整基金への積立の減によりその他の経費が大幅に減収した。経常収支比率が大幅に上昇し、財源の硬直化が益々進行している。
平成24年度 伊豆の国市決算の監査報告より抜粋
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